1949-04-23 第5回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
さらにまた分室を置くことにいたしましたのは、原則として地方廳に勤めておる人も仕事も、都道府縣に委讓するということにきまつたのでありますが、諸種の事情から、どうしても委讓しがたい事務があるというので、その委讓しがたい事務については、廣域の特定道路運送監理事務所で大部分はやるのでありますけれども、それではどうしても地域的に不便であるという場所に限つて分室を設けて、その委讓しがたい何種類かの配給というようなことを
さらにまた分室を置くことにいたしましたのは、原則として地方廳に勤めておる人も仕事も、都道府縣に委讓するということにきまつたのでありますが、諸種の事情から、どうしても委讓しがたい事務があるというので、その委讓しがたい事務については、廣域の特定道路運送監理事務所で大部分はやるのでありますけれども、それではどうしても地域的に不便であるという場所に限つて分室を設けて、その委讓しがたい何種類かの配給というようなことを
○本多國務大臣 現政府は地方分権、地方委讓という方針をとつているのでございまして、この方針に從つて、道監の事務を観察いたしますと、二縣以上にまたがるような、地方に委讓しがたいものもあるようでありますが、そういうものは、ただいまお話のありました、今度陸運局となります九つの廣域のもので処理することができる。
ただいまのお話のは府縣單位以上の廣域の機関だろうと思いますが、これはそこまで及びたかつたのでございますけれども、提案までに結論に到達することができなかつたのでありまして、今後なお行政制度の改革問題として審議して行きたいと考えております。
○本多國務大臣 会期も余り少いことでありまするし、おそらく今提案しております以外の廣域の機関については、今度の國会で解決を見ることは困難ではないかと考えております。
○本多國務大臣 厚生省関係におきましては、今國会で府縣單位以上の廣域の出先機関の廃止等について御審議をお願いするようなものはないかと考えます。
それから建設省の地方建設局は廣域の六ケ所はまだそのままになつております。これも御意見もございますので、十分研究いたしたいと思います。特別調達廳は只今委員長のお話になりました通りの方針を以て進んでおります。
○國務大臣(本多市郎君) 只今の段階におきましては、最前申上げました通りに、政縣單位以下の区域を管轄区域とする出先機関、これを廃止するという方針で進んでおるのでありまして、それよりも廣域な地域を管轄しておりまする、例えば商工局というようなものについては、人員、機構を簡素化して、これは存置するという意見で進んでおるのでございますが、只今の御意見につきましては、更に十分研究をいたしたいと存じます。
ことにさつき滿尾委員から言われましたように、狭い行政区域と自動車の輸送範囲というものは全然違つておりまして、かような廣域的な、しかも総合的、一貫性を必要とする自動車輸送業務というような面から考えますと、この輸送行政の一貫性一総合性、こういう面から言いまして、どうしても運輸省の直系の下部機構においてこれを掌理することが絶対的に必要ではないか、私はかように考えるのでありま引が、現在道監の扱つておる事務の
災害復旧工事は実施箇所廣域にわたりまして、施工箇所数もはなはだ多く、工事費また多額に上り、ために施工力においても、國庫財政助成の点においても、單年度に完成をはかることは困難であり、三年ないし四年にまたがることが近年の例なのであります。ことに國庫財政の窮乏と金融の梗塞の結果さらに実施の遅延を來しつつあるのであります。
○小野哲君 更に附け加えて申上げて置きたいのは、只今大臣が廣域の出先機関とそれから県單位以下のもつと区別してお話になつて、縣單位以下のものを地方に委讓するこういうふうなお考えのようでありますが、交通行政は御承知のごとくに相互に非常に関連があり、單に縣單位の行政にのみ拘束されない性質のものでありますので、この点に関しては他の行政部門とは相当異つておると私は思うのであります。
○國務大臣(本多市郎君) 割当配給の事務はどうしても続けなければならん、まだ段階にありますので、そういうための出先機関を悉く全廃して、全部本省で直接割当てるということはこれはできないと思いますから、出先機関を整理するとすればその仕事を府縣に委讓する、又府縣單位以外の廣域の出先機関と申しましようか、そういうもののあるところにはそういうものによつて、どういう程度までそういう所へ事務が保留されるかというようなことが
こういう点は、わが國のように府縣がごく小さな單位になつておりまするところでは、交通というものの全般性、廣域にわたつての交通というものが全体の姿であるという現実からながめまして、どうしても廣い総合的な意味の行政をやつて行くということが根本的に必要であることは、くどくど申し上げぬでもおわかりいただけると思うのであります。
むしろ他の各産業に比しまして、最も遅れた位置にあるところの水産業に対しましては、進んで廣域的大連合会の結成こそ奬励すべきであると信ずるものであります。 その第五は、法案第九十三條の第二項末尾の「組合員が利用する事業の分量の総額の五分の一をこえてはならない。」とありますのを、組合員が利用する事業の分量の総額を越えてはならないと修正せられたい点であります。
陸運行政は陸運の性質上廣域行政を必要とするのでありまして、いたずらに細分いたしますことは、伸びようとする交通の芽を摘みとる結果となり、陸運の普及発達、延いては産業経済の再建を阻害することとなるのでありまして、これがため全國九箇所に特定道路運送監理事務所を置き、ゾーン的問題を処理せしめるとともに、その地区に地方道路運送委員会を置き、これを行政運営の中核としておるのでありますが、この体制は陸運行政に不可欠
先ほど明礼君がるる述べられた、隠退藏物資がS・S・Kの構内から出たものであるか、あるいはそれ以外の周囲にある直径三里というような廣域から出たものであるかというような点が、実は先般岡本証人喚問のときにも大きな問題になりまして、しばしばこの点について質疑が繰返えされました結果、岡本証人は、S・S・K構内から出たものだけでもこれだけあるのであるという説明をせられたのであります。
そのものを実際問題として予算の裏付けを行なつて、開拓事業を廣域にいたしますることについては、今直ちに案を立てるということは、非常に困難であると、こう先程お答えをした次第であります。御了承願いたいと思います。
從來は檢事長から司法次官に就くというような制度でありましたが、認証官ということを一つ考えて見ましても、又先程のもつと廣域の警察をいい意味において、連絡統制して行くという意味から申しましても、檢事正の職責は非常に重くなつております。そういう点から今後は法務廳の長官とか、檢事長に出て行く。こういうふうに変つて行くべきものではないかと、かように私は考えております。
○政府委員(岩沢忠恭君) 國土計画に関しましては、從來から、戰爭中において企画院がありました時代において、初めて日本の國土計画をどうするかということが詮議、考究せられたのでありますが、その当時においては御存じの通りの廣域國土計画と申しますか、要するに南洋とか、或いは又大陸というようなものもその対象にした國土計画の線が進められて、一應具体的に纏つたように聞いておつたのでありますが、敗戰の今日におきましては
○郷野政府委員 自動車の行政その他道路運送の行政の單位といたしまして、府縣の區域に必ずしもよらず、交通經濟の實情に應じて、廣域におきまして必要な行政を取扱つてまいりたいという建前からいたしまして、地方の行政官廳の區域におきましても、これを府縣よりも廣くいたしたいと考えております。
一つは管轄の區域か廣域にわれるものでありまして、大體ブロック別に設置されておる出先機關が相當ございます。地方商工局とか農地事務局、海運局、あるいは地方經濟安定局のごとく、その管轄區域が廣い地域にわたつておるのであります。これはさしあたり府縣との權限の牴觸の問題をあまり生じませんので、これも今回は一應除外して考えております。
特にこの廣域出先機関の整理の問題は、これを突き詰めて行きますると、現在の地方團体の、つまり府縣の区域が現在のままで宜いかどうかという問題に突き当るのでありまして、これは相当研究を要する問題でありますが、非常に大問題でありまして、ちよつと短時日には解決できない問題と思うのであります。これらの問題と合せまして、今少しく後日の問題にいたしております。
○米田吉盛君 重信川は一市十五箇町村にわたり、しかも道後平野の中間を貫流しております關係上、非常に廣域にわたりまして美田が存するのでありますが、これが昭和十八年の大水害で堤防が決壊いたしまして、川が今三つになつておるわけでございます。このため四百町歩餘りの美田が河原と化してしまつている。
貧弱な日本の資源を、自給自足的にどういうようにしてバランスをとつて使うかということがその課題であつたのでありますが、最近制限的な貿易の再開のもとにおいて、ある程度廣域経済というか、コストを比較してみて安い物を入れて、能率的に國民経済を開放的に運営していく、こういう方向に日本國民経済の統制方式は徐々に変らなければならないと信じます。